お庭の伐採、剪定の最適な時期は?

2019年01月28日(月)

剪定とは、木の枝や葉を整えることで、成長を妨げることなく見た目を美しくすることができる方法です。
もちろん、見栄え良くカットするだけでなく、樹木ごとの特性に合わせて剪定の時期を考慮することが重要。
植物はどれも同じという訳でなく、動物のよう種類ごとに独自のサイクルや特性があります。
特性を無視したお手入れは、花や実をつけない、枯れてしまうなどの不調を招くため注意が必要です。
ここではお庭の剪定や伐採、消毒といったお手入れに適した時期についてお伝えしていきます。

剪定の時期

お庭の植木が茂りすぎると、お手入れが大変なだけでなく死角ができやすく、防犯上にもデメリットをもたらします。
そのため、定期的に剪定をする必要がありますが、種類ごとに剪定に適した時期は異なります。
代表的な例を見ていきましょう。

春の剪定

寒い冬が過ぎて新しい葉が芽吹き、梅やサクラなど花が咲くものも多く、どんどんと成長していく季節です。
この時期の剪定は、今後のために枝の整理を行うことを目的としています。
ベストなタイミングは花を咲かせた後、余分な枝をカットすることで、全体に日光と栄養をまんべんなく行き渡らせ、来年の成長に備えます。

夏場の剪定

夏は成長が加速していく時期であり、茂りすぎて風通しが悪く日光が全体に行き渡らなくなる場合もみられます。
この状態が続くと、害虫が発生しやすくなるため、樹木の健康を守り害虫の発生を防ぐためにも適度な剪定は欠かせません。
夏の剪定は、かたちや快適を保つためのメンテナンスをイメージすると分かりやすいかもしれませんね。

秋の剪定

秋に花を咲かせる樹木や落葉樹はこの時期に剪定を行うのがベストです。
ただし、デリケートな樹木が多く、剪定時期がずれることで、開花の時期がずれてしまうこともあり、専門家とよく相談して時期を見極めることが大切です。
また、常緑樹にとって、この時期の剪定は衣替えのようなもの。
刈り込み過ぎると半袖で冬を迎えることになるため、あまりおすすめはできません。

冬場の剪定

冬場に剪定をするなら、一般的には整える程度ですが、落葉樹は秋に続いてベストシーズンであり基本剪定を行うのもおすすめです。基本剪定とは、庭木の形を希望通りに整えるため、大胆に枝や葉を伐採する大掛かりな剪定です。
太い枝を切ることもあり、体力のある季節でないと枯れてしまう恐れがあり、種類ごとに時期を考慮する必要があります。

種類別の剪定の時期

常緑針葉樹の剪定時期

  • ・スギ
  • ・マツ
  • ・もみの木
  • ・ヒノキ
  • ・ツガ
  • ・ゴールドクレスト
  • ・コニファー類
一年中緑が生い茂る常緑針葉樹は、新芽が一段落した4~5月に基本剪定を行います。
成長の度合いに合わせて10~11月に軽剪定を行う年2回スタイルがベストです。

常緑広葉樹の剪定時期

  • ・キンモクセイ
  • ・サザンカ
  • ・ツバキ
  • ・カシ
  • ・サツキ
  • ・キンカン
  • ・キンモクセイ
  • ・クチナシ
常緑広葉樹は、寒さに弱いため5~6月に基本剪定を行います。
ただし、あまり大きくなって欲しくないとお考えの場合は、暑い季節に基本剪定を行うと成長が緩やかという特性を利用するのもおすすめです。
形を整えるための軽選定を9~10月に行い、冬に備えましょう。

落葉広葉樹の剪定時期

  • ・アオハダ
  • ・アオダモ
  • ・ヤマボウシ
  • ・ハナミズキ
  • ・アオハダ
  • ・もみじ
冬には葉を落として休眠する落葉広葉樹は、12~2月の寒い時期に基本剪定を行います。
また、活動が活発な時期の剪定も好まないため、軽選定も3月・6月・9月・10月と樹木の特性を考慮し決定する必要があります。

花木

花をつける庭木は、種類によって剪定の時期は大きく異なるので、専門家に相談するのがベストといえるでしょう。
花芽がついてから剪定を行うと、花芽も一緒に切り落とすため花が咲かない、少ないということも考えられます。
基本的には、次のシーズンのための花芽を形する前。
花が終わってすぐに基本剪定を行います。

果樹

果実の収穫を希望するなら、花芽と実を残す剪定が第一です。
落葉樹が多いため、休眠中の12月~2月に基本剪定を行う種類が多いですが、種類によってタイミングは異なるため事前にしっかりと調べた上で剪定時期を決定する必要があります。

伐採の時期

手入れが負担に感じる、庭に増築したいなどの理由で伐採を希望する場合にも、適した時期があるのでしょうか?
昔から「木六竹八」といわれ、樹木は6月、竹は8月に伐採するとよいといわれていますが、これは旧暦での話。
また、伐採後に炭や建材として活用することが前提なので、伐採だけを目的としている場合は特に気にする必要はありません。
冬など乾燥している季節は木も軽くなっているので扱いやすいですが、業者に作業を依頼する場合は特に考慮する必要はないでしょう。

まとめ

庭の木を剪定するには、まず樹木の種類や特性に合わせたスケジュールを立てることが大切です。
お手入れに自信がない、時間がなかなか取れないという場合には、プロの業者に依頼するのも賢い選択です。
少々料金はかかりますが、時期の選定から剪定方法までベストな選択で、樹木の健康と美しさを保つことができます。
「うちの庭木は?」とお困りの場合は、私どもへお気軽にお問い合わせわせください。

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